12回目。
最後はやはり『バルジャン』です。
バルジャンといえば、どうやって市長にまでなったのか、というのが、初めて観ると大抵疑問に思うものです。まあ、原作を読めばすぐに答えは出ますが。そこは、舞台では一切表現されていないのですよね。
山口バルジャン。なんとか一回見る事が出来ました。2007年、山口さんを見る事自体が初めてだったのですが、ちょっと苦手な感じでした。しかし、他の作品を観て、山口さんは低音を聴かせる方なのだ、という事を解った状態で観ると、逆に高音の素晴らしさが解りました。山口バルを見る場合は、他の作品を観てからか、初レミゼならば良い感じで観る事が出来るのではないのでしょうか。また、この方は、空間を作るのが上手いですね。
今井バルジャン。なんか、一番安心するバルジャンです。歌も演技も勿論さすがな感じですが、それとともに、変に作り過ぎていないので、自分は一番好きです。コゼットに対しての優しい感じが凄く出ていて、こんなお父さん欲しいですね。
別所バルジャン。初レミゼの時のバルジャンでした。その時は、別所さんしか知らなかったので。今回観ていて思ったのが、随所に細かい演技が入っていた事です。解りやすい所では、最後にバルが天に召される時に、ふわっと浮いて天に降り立つような動作をしています。あれならば、確かに解り易いですよね。
橋本バルジャン。2007年、楽の挨拶を聞いてかなり笑わされ、そして今年も、楽には行かなければという、ある意味、楽はしゃべりを聞きに行ったような所もありますが。やはり、橋本バルの見所は“熱さ”であり“暑さ”ですね。いつも、初めからエンジン全開で演られているので、こちらも気合が入りました。あとは、他のバルは1つ残すのに、銀の食器を全て盗むという小技が、今年も健在でした。
さあ、やっと終りました。全てを見て下さった方がいらっしゃるのかは判らないですが、もしいらしたら、いや、そうでなくても、こんな下手な表現の文章なのに、お付き合いありがとうございました。
さて、次期の発表まで、気長に待つ事にしますか。それでは。