9回目。
コゼットのお母さん、『ファンテーヌ』で。
ファンテは、本当に波乱万丈な人生ですよね。あの時代だと、もっと大変な人生を送った人もいたのかもしれませんが、それにしてもキツイです。あれを見ると、現在の日本は恵まれているなぁ、と思わされます。
ファンテ以外の役では、バリケードで少年になっていたりします。ガブ君に布団を掛けてあげたりと、目立たないですが頑張っています。
今井ファンテーヌ。2007年は一回だけで、今年はこの三人の中では、一番観たファンテです。前方の席で観ていると、結構な迫力がありました(ちょっと怖かったりも)。あのファンテの状況は、かなり切羽詰った状況なので、あの位、力の入った演技も有りだと思います。また、歌の方ですが、楽に近づく程、良くなっていたように思います。
シルビアファンテーヌ。2007年は見ることが出来ず。そして、今回は一回だけだったという、縁が無いのかなぁ、と思わされたファンテです。結構好きな感じなのですが、ちょっと、低めの声に慣れるのに時間が掛かりました。歌も上手くて、もっと観てみたかったというのが、本音。
山崎ファンテーヌ。2007年は一番観ていたファンテなので、見慣れていたのはあります。ですので、無難な感じの印象なのですよね。ケガでの休演もありましたが、復帰されたという事は、たいした事は無かったのでしょうか。それとも、プロ根性ですかね。
すみません。ファンテはいつも以上に薄くなってしまいました。次回は、もうちょっとファンテに注目して観るようにしようと反省。
2009年12月4日
2009年12月3日
ミュージカル『グレイ・ガーデンズ』
この作品を観ようと思った切掛けは、ヴァンパイアを観て、普通の役の吉野さんを見てみたいと思った為と、宮本亜門氏の演出作品を観たことが無かったので、観ておこう、という二つの理由からである。
約2年ぶりのシアタークリエ。客席が地下だという事をすっかり忘れていたが、座席は、ほどほどの席で観易かった。
今回、何より驚いたのが、猫。猫が出てくるという事は知っていたが、どういう風にして出るのか、楽しみであった。今回実際に見て、なかなか動きが滑らかで、なるほど、ああいう表現の仕方があるのか、と感心した。
それにしても、大竹さんは歌が上手い。大女優つかまえて、“上手い”だなんて失礼ではあるが、いやはや、感服した。また、2幕の衣装には驚愕した。あの衣装を着こなす、大竹さんは本当に凄い。
他の役者さんも、それぞれ凄かった。皆さん、実力のある方々ばかりで、観ていて辛い感じは無かった。また、子役さんも上手く、素晴らしい演技だった。
上演時間は、案外短かった。1時間やって25分休憩、そして、1時間位だっただろうか。楽しめた事は楽しめたが、自分は1回で良いかな、という感じであった。
約2年ぶりのシアタークリエ。客席が地下だという事をすっかり忘れていたが、座席は、ほどほどの席で観易かった。
今回、何より驚いたのが、猫。猫が出てくるという事は知っていたが、どういう風にして出るのか、楽しみであった。今回実際に見て、なかなか動きが滑らかで、なるほど、ああいう表現の仕方があるのか、と感心した。
それにしても、大竹さんは歌が上手い。大女優つかまえて、“上手い”だなんて失礼ではあるが、いやはや、感服した。また、2幕の衣装には驚愕した。あの衣装を着こなす、大竹さんは本当に凄い。
他の役者さんも、それぞれ凄かった。皆さん、実力のある方々ばかりで、観ていて辛い感じは無かった。また、子役さんも上手く、素晴らしい演技だった。
上演時間は、案外短かった。1時間やって25分休憩、そして、1時間位だっただろうか。楽しめた事は楽しめたが、自分は1回で良いかな、という感じであった。
感想―8
8回目。
この流れなら、やはり『コゼット』で。
コゼットも偏ったなぁ。結果的に、菊地さんが多くなってしまいました。
そうですね、コゼットには色々疑問があります。何故、昔の記憶が無いのか。あの位なら、少々は記憶が残っていそうなものなのに。全くないというのは、どういう事でしょうね、謎です。それとも、あまりに辛い出来事だったので、記憶を消してしまったのですかね。実際にそういう事もあるそうなので、そういう事にしておきますか。
辛島コゼット。2007年の時に、高音の綺麗さにビックリしたものです。しかし、今年はかなりセーブなさったのでしょうか、あまり、高音のインパクトは無かったです。むしろ、調子でも悪いのではないか、という事を思ってしまったくらいです。
菊地コゼット。一番安心して観ていたコゼットかもしれません。高音も出ていましたし、演技もね。関係ないですが、知り合いも「美香ちゃん可愛い」と言っていましたし。同感です。あと、ここに書くのもなんなのですが。 “おめでとうございます。”
神田コゼット。今回からの参加でありながら、一番コゼットを演じていらっしゃった、という事で。本当にお疲れさまです。高音の弱さは否めなかったですが、訓練次第で、まだどうにかなると思います。しかし、泣いている演技はさすがでしたが、嗚咽がマイクにバッチリ乗ってしまっていたのは、少々聴き辛かったです。
この流れなら、やはり『コゼット』で。
コゼットも偏ったなぁ。結果的に、菊地さんが多くなってしまいました。
そうですね、コゼットには色々疑問があります。何故、昔の記憶が無いのか。あの位なら、少々は記憶が残っていそうなものなのに。全くないというのは、どういう事でしょうね、謎です。それとも、あまりに辛い出来事だったので、記憶を消してしまったのですかね。実際にそういう事もあるそうなので、そういう事にしておきますか。
辛島コゼット。2007年の時に、高音の綺麗さにビックリしたものです。しかし、今年はかなりセーブなさったのでしょうか、あまり、高音のインパクトは無かったです。むしろ、調子でも悪いのではないか、という事を思ってしまったくらいです。
菊地コゼット。一番安心して観ていたコゼットかもしれません。高音も出ていましたし、演技もね。関係ないですが、知り合いも「美香ちゃん可愛い」と言っていましたし。同感です。あと、ここに書くのもなんなのですが。 “おめでとうございます。”
神田コゼット。今回からの参加でありながら、一番コゼットを演じていらっしゃった、という事で。本当にお疲れさまです。高音の弱さは否めなかったですが、訓練次第で、まだどうにかなると思います。しかし、泣いている演技はさすがでしたが、嗚咽がマイクにバッチリ乗ってしまっていたのは、少々聴き辛かったです。
2009年12月2日
感想―7
7回目。
学生繋がりで、今回は『マリウス』でいきます。
毎回思うのですが、マリウスとコゼットを見ていると、恥ずかしくなるくらい、バ○というか、なんというか。いい意味で、真っ直ぐな人達ですよね。
そんなことはさて置き、4人それぞれのマリウスの特徴も、なかなか面白いものです。
プリュメ街の、エポがマリウスをコゼットの家まで連れてきたところ、「♪僕をここへ連れてきてくれた~」という場面。泉見さんは、エポの両手を握るだけなのですが、他の3人は、エポを抱きしめるのですよね。あれは、わ……いや、なんでもないです。
また、ベガーでの、エポがマリウスに向かって言う「♪その髪~」の後、マリウスが言う「♪なんだよ ふざけて」。この言い方なのですが、2007年に観た時、怒ったように言う方のを観まして、凄く違和感がありました。なんで怒っているのだろうか? と。エポとマリウスの関係は、兄妹みたいな感じなのではないか、と思っていたので、生真面目というのを考慮に入れても、そんなキツイ言い方? と思いましてね。なので、自分の解釈では、あしらう感じが近いのです。今回近い方がいましたが、これは、人それぞれ好き嫌いが分かれそうですね。
泉見マリウス。なんなのですかね、あのキラキラ感。どうしたら出るのだろう、という疑問も持ちつつ。見た目ですが、前回の時よりも痩せられたのでしょうか、そんな感じがしました。まだ、いけそうな感じですが、制作発表の時のコメントからすると、最後でしょうかね。今回は、前回の時に入っていなかったような演技も入っていて、力が入っているのが判りました。
藤岡マリウス。2007年は、一度も見られなかったマリウスです。今回は、マイ初日と、マイ楽日に見ることが出来ました。気になったところは、マリウスがエポに、コゼットを捜してくれ、と頼む場面。エポが「♪金など貰いたくないわ」でお金を付き返すわけですが、その後、無理やりエポに持たせていました。あれは、他の方もやっている演技だったのでしょうか。最後に気付いたので、確認の仕様がなかったのが残念。
小西マリウス。名古屋の時に見て、そして帝劇で辛うじて一回見られました。2007年と比べたら、成長が見られて良かったですよ。また、名古屋の時と比べても良くなっていて、一安心。背も高いですし、カッコイイですしね(関係ないか)。ただ、「カフェソング」をまだ自分のものに出来ていない感じがしました。この曲は、レミゼのナンバーの中でも、難しい曲だと思います。是非とも、次回はものにしてほしいです。
山崎マリウス。プログラムの写真よりも、実際の方が格好良く見えました。今期一番見ているマリウスなのですが、上手かったというのと、コゼットのいる庭に侵入する時の塀(?)からの飛び降りが、豪快だったという位の印象しかないのです、すみません。これからの活躍にも期待。
学生繋がりで、今回は『マリウス』でいきます。
毎回思うのですが、マリウスとコゼットを見ていると、恥ずかしくなるくらい、バ○というか、なんというか。いい意味で、真っ直ぐな人達ですよね。
そんなことはさて置き、4人それぞれのマリウスの特徴も、なかなか面白いものです。
プリュメ街の、エポがマリウスをコゼットの家まで連れてきたところ、「♪僕をここへ連れてきてくれた~」という場面。泉見さんは、エポの両手を握るだけなのですが、他の3人は、エポを抱きしめるのですよね。あれは、わ……いや、なんでもないです。
また、ベガーでの、エポがマリウスに向かって言う「♪その髪~」の後、マリウスが言う「♪なんだよ ふざけて」。この言い方なのですが、2007年に観た時、怒ったように言う方のを観まして、凄く違和感がありました。なんで怒っているのだろうか? と。エポとマリウスの関係は、兄妹みたいな感じなのではないか、と思っていたので、生真面目というのを考慮に入れても、そんなキツイ言い方? と思いましてね。なので、自分の解釈では、あしらう感じが近いのです。今回近い方がいましたが、これは、人それぞれ好き嫌いが分かれそうですね。
泉見マリウス。なんなのですかね、あのキラキラ感。どうしたら出るのだろう、という疑問も持ちつつ。見た目ですが、前回の時よりも痩せられたのでしょうか、そんな感じがしました。まだ、いけそうな感じですが、制作発表の時のコメントからすると、最後でしょうかね。今回は、前回の時に入っていなかったような演技も入っていて、力が入っているのが判りました。
藤岡マリウス。2007年は、一度も見られなかったマリウスです。今回は、マイ初日と、マイ楽日に見ることが出来ました。気になったところは、マリウスがエポに、コゼットを捜してくれ、と頼む場面。エポが「♪金など貰いたくないわ」でお金を付き返すわけですが、その後、無理やりエポに持たせていました。あれは、他の方もやっている演技だったのでしょうか。最後に気付いたので、確認の仕様がなかったのが残念。
小西マリウス。名古屋の時に見て、そして帝劇で辛うじて一回見られました。2007年と比べたら、成長が見られて良かったですよ。また、名古屋の時と比べても良くなっていて、一安心。背も高いですし、カッコイイですしね(関係ないか)。ただ、「カフェソング」をまだ自分のものに出来ていない感じがしました。この曲は、レミゼのナンバーの中でも、難しい曲だと思います。是非とも、次回はものにしてほしいです。
山崎マリウス。プログラムの写真よりも、実際の方が格好良く見えました。今期一番見ているマリウスなのですが、上手かったというのと、コゼットのいる庭に侵入する時の塀(?)からの飛び降りが、豪快だったという位の印象しかないのです、すみません。これからの活躍にも期待。
2009年12月1日
感想―6
6回目。
今回は、『アンジョルラス』にします。
東山アンジョを見ることが出来なかったのが、本当に残念でなりませんが……。でもいいんです、今度他の舞台で見る予定なので。その時にしっかりと見る事にします。
アンジョというと、給仕の時によく観察してしまっているのですが、それは良くない見方ですよね(反省)。全体的には、2007年の時は、岸さんのアンジョが好きだったので、今年は、ちょっとがっかりしていたのです。しかし、皆さん、それぞれのアンジョになっていて、良かったです。
坂元アンジョルラス。この三人の中では、一番自分的アンジョです。さすがの歌の上手さや、後ろを向いた際の背中の感じが、学生のリーダーという風格がありました。今回が最後っぽいのが大変残念でなりません。(まだ判らないですけど)
原田アンジョルラス。給仕の時のオネェ系の仕草が、いつも楽しみで。あ。アンジョと関係ないですね、すみません。ちょっと、低めの声を無理をして出している感があって、それが気になってしまったりもしたのですが。全く関係ないのですが、マリウスを見てみたいと思いました。
松原アンジョルラス。今年からのアンジョで、前回はアンサンブルでしたからね。そういう意味では、プレッシャーもあったのではないのでしょうか。急病での休演も経験されましたしね。動作が凄くきびきびしていて、それが印象的でした。次期も期待。
今回は、『アンジョルラス』にします。
東山アンジョを見ることが出来なかったのが、本当に残念でなりませんが……。でもいいんです、今度他の舞台で見る予定なので。その時にしっかりと見る事にします。
アンジョというと、給仕の時によく観察してしまっているのですが、それは良くない見方ですよね(反省)。全体的には、2007年の時は、岸さんのアンジョが好きだったので、今年は、ちょっとがっかりしていたのです。しかし、皆さん、それぞれのアンジョになっていて、良かったです。
坂元アンジョルラス。この三人の中では、一番自分的アンジョです。さすがの歌の上手さや、後ろを向いた際の背中の感じが、学生のリーダーという風格がありました。今回が最後っぽいのが大変残念でなりません。(まだ判らないですけど)
原田アンジョルラス。給仕の時のオネェ系の仕草が、いつも楽しみで。あ。アンジョと関係ないですね、すみません。ちょっと、低めの声を無理をして出している感があって、それが気になってしまったりもしたのですが。全く関係ないのですが、マリウスを見てみたいと思いました。
松原アンジョルラス。今年からのアンジョで、前回はアンサンブルでしたからね。そういう意味では、プレッシャーもあったのではないのでしょうか。急病での休演も経験されましたしね。動作が凄くきびきびしていて、それが印象的でした。次期も期待。